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モチベーション その功罪

  • 執筆者の写真: 養浩館道場 館長
    養浩館道場 館長
  • 2021年4月22日
  • 読了時間: 2分

経験豊かな優れた指導者にとって、子どものモチベーションを上げるのはさして難しいことではない

でもそうやって誰かに上げてもらったモチベーションが長続きすることはない


つまずくと嫌になる

自分の力で壁を越えることが出来ない


多くの親は何とかして我が子のモチベーションを上げようとする

勉強、スポーツ、習いごと...

なんでもいいから成功体験を積んで欲しい、やる気になれるものに出会って欲しい、そう願う

でも、子どもたちは、親が必死になればなるほど「親を喜ばせるため」「親の機嫌をとるため」に頑張るだけだ

これは本当のモチベーションと似て非なるものだ

親や指導者からモチベーションを上げてもらうことに慣れた子は受け身でいることに慣れてしまう

これが一番怖い

誰かに上げてもらったモチベーションでも、それで結果が出て自信となって、自分からやりたいと思う本当のモチベーションに変化すればいい

そう期待するのだろう


実は全く逆だ

一度受け身で上手く行く体験をした子が自ら主体的に行動する子に変わるのは至難だ

モチベーションは周囲から上げてもらうものでも指導者に上げてもらうものでもない

何年かかっても自分自身で見つけ出し作り上げていくものだ

大人にとって大切なことは、子どもが自らやる気を出す迄我慢することだ

 
 
 

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